6万打記念小説
□酒よほろ酔いレベルを超えてます
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「……で?なんでこんな最悪な酔っ払いが出来上がったんだろうなぁ」
ゼロスは視線の先で繰り広がる酔っ払いの行動に味のしない酒を飲みながら呟いたのである。
酒よほろ酔いレベルを越えてます
事の始まりは、二十歳を超えた青年組3人とレイヴンとで酒場に行くという事から始まった。
次の日は町に停泊することになり、それならば親睦を深めるのに酒場に行こうとレイヴンが言い出し(本当はただ酒を飲みたいだけだったみたいだが)4人の酒盛りが始まったのだった。
そこまでは、いい。
ゼロスとしても、酒の味はわからないが酔う事は出来るか試しかったし一緒に付いて行った。
ユーリもゼロスが行くならと付いてきて、フレンも酒盛りなんて、と最初は渋ったが、何やらユーリが耳打ちすれば何を行ったのか手のひらを返したように行く、と決断した。
その心境の変化は、きっとあのおっさん関係なんだろうな、とゼロスは思ったがあえて言わなかった。おっさんが嬉しそうに一回転したのを見て俺さまは知らないし、と見捨てたともいえるが。
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