6万打記念小説

□神子の悩み
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バンエルティア号には今、2人の神子がいる。
世界樹の、そしてディセンダーの守り人。

世界に同時に2人だけしか存在できない存在。
両方の神子が揃って初めて世界樹の神子としての機能を果たす事の出来る存在。













































…………なのだが。


「きゃ!!」

「うわぁ!?」

片や金色の髪の神子が歩けば、何処かに穴(人型)が開き

「あ、なーなーなぁにしてるんだ〜?」

片や紅の髪の神子が歩けば、多くの男が虜となった。



片方は誠実、可憐、ドジっ子の神子。
片方は見た目不真面目だが、美人で聡明、スタイルの良い神子。
2人共に男女ともに人気もあり、今は幸せな生活を過ごせている・




だが、2人はあるものには恵まれなかった。




最初の神子となったマーテルと言われる人物は確かにそこまで無くは無かったはずなのに。
今季の神子が運悪くそこにだけに恵まれなかったのか、つまり何が無いのかと言われれば。






「ロイドくぅうううん!!俺さまの胸!!胸を揉んで!んで大きくさせてぇえええ!!」

バタバタと大きな足音を立てて部屋に入り込んできた神子の片割れ、であり俺の恋人、ゼロスは半泣きでロイドの所にやってくると他の誰に聞かれているか分からない(と、いうよりコレットやジーニアスやプレセアがいるのだが)それにも気にすることなくそんな事を言って来て、ロイドは綺麗に磨いていた己の剣を危うく落としそうになったのである。


































『神子の悩み』














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