聖なる炎と陛下と仲間達

□初恋2
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「まぁ、泣いて叫んでたんだよな。したら…」

「白馬の王子様登場〜って?」

「ばっっっ!!」

とたん真っ赤になるルークにニヤニヤとアニスは笑みを浮かべた。まぁ、それならルークがガイを好きになる理由もわかる。なんてったってルークの中でのヒーローだ。
きっと華麗に敵を倒した挙句に、震えながらに泣きついてきたルークを叱ることも出来ずに抱きしめていてあげたんだろう。
そんな優しくされちゃったら愛に餓えた子供は一気に落ちる事はわかりきっているのに。

「…・・・そう、だよ」

真っ赤になりながら肯定するこの可愛らしいこと、初なこと!!
きっと、最初は復讐から彼に取り入ろうとしていたんだろうけど、こんなん見せられて愛情注がれたらガイだって大いに揺らされただろうな、とアニスは思って幸せそうに笑った。

「ガイには言うなよ?」

「うんうんわかってるよ、ありがとねールーク」

良いネタが手に入ったわ、と心の中で言ってはアニスはお礼にと手製のクッキーを渡した。








今度のネタは幼少ルークの強姦ネタよ!!なんて、アニスはガイに話すことはしない変わりにこの話を勝手に使って話を作り、新しく本にして売り飛ばしていたことをルークは知らない。




ガイルク+アニスな話。ガイは一切出ていないという素晴らしさ。
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