響き合う物語

□竜に乗ろう!!
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事の始まりは、レネゲードの一人が此方に接触してきたことから。
ユアン様がお前達に話がある、と言ってきて。
それでロイド達一行はとりあえず話を聞くべくユアンのいるベースへと向かったのだが。

その内容は

レアバードの一斉点検、であった。

「お前達はこのレアバードの大切さを理解しておらん!!」

一言目に腕を組んで高圧的にそう言ったユアンは、問答無用でロイド達のレアバードを全て回収したのだ。

それに焦ったのはロイドだ。
まだまだ回るところも多いのに、今レアバードを回収されたら溜まったものではない。と。


……しかし、

「そうだぞ!!ロイド!!レアバードを点検しないでどうする!!これは大事なものなのだぞ!!」

「げぇ!リフィル先生がまさかの遺跡モード!!?」

レアバードの点検なんてものはめった沙汰に見れるものではないと目を輝かしたリフィルに押され、結局動きを止められてしまったのである。






「…でも3日もかかるって3日もここにいなきゃなんないのかよー」

外は砂漠。
中はもう全て探検の終えてしまったベース。

一時間もしないうちにロイドは飽きたー、と漏らした。
他のみんなはそれぞれの時間を、それなりに楽しんでいるようだが。

ロイドは、暫くベッドをごろごろした後にウガーっと声を漏らして起き上がった。

「やっぱ暇だ!!」

と漏らして。
そしてこんな原因を作ったユアンに何かないかと聞きにいったのである。




「ならば、竜を借りたらどうだ?」

と。
あまりにやかましいロイドにユアンは面倒くさそうに提案した。





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