りれしょ

□りれしょVol.1〜謎の老人編〜
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「っるっさいのぉ〜」
「はやくしろなんて言うからよ!お前も手伝えば!?」
「イヤじゃ!少しは老人を敬わんか?
ワシを大切にせんと、バチが当たるぞよ」
「え?」
呆然と立ち尽くす女の子…

「ちょっと…それはもしかして本題と関係してるの!?あの看板はどういうこと!?もう充分掃除したから早く教えてぇぇ!」
女の子は老人の肩を掴んでぶんぶん揺さぶった。
「わ、わ、わかった!教えるから離せ!なんか酔いそうじゃ!」
老人の言葉に女の子が手を離すと老人はしりもちをついてしまった。
「わわっ!ごめんなさい!!」
「痛いのぉ〜」
「もうこの時点でこの人を大切にしてないよぉ」
友人がぽつりと後ろで呟いた。
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