一番上の引出し

□ひとこと
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キラキラと光る笑顔に憧れて、
キラキラと光るあなたに憧れて、
その光にかきけされないように
私もずっと光り続けていたいの。

あなたの隣は心地よくて、
全てを預けたくなってしまうのよ。

それでもそうしないのは あなたが好きだから
あなたと対等でいたいから
無駄と知りつつ、あなたを諦める……。

心はいつも あなたを求めていて、
全てを崩されたくなくて 笑っていた。
金色の笑顔と、
それを守る誰かを知りつつ、
私は一人で、光り続けるわ。



フラフラと漂う心に憧れて、
フラフラと漂うあなたに憧れて、
その流れに流されないように
私も私なりに漂い続けていたいの。

一人で立つことは難しくて、
あなたを頼ってしまいたくなるのよ。

それでも一人でいるのは あなたが友達だから
あなたの幸せを奪いたくないから
言うことを聞かない心に、ピリオドを……。


心はいつも 支えを求めていて、
全てを壊されたくなくて 立っていた。
漂う心と、
隣にいる誰かを知りつつも、
私は一人で、漂い続けるわ。



分かっていても 分かりたくないの。
知っていても 認めたくないの。
理解できていても 心がついていかないの。

好き

好き

好き

あなたがこんなにも好きだから、
だから 私は舞台から去るわ。
ただ唯一願ってもいいのなら、
あなたは幸せでいてね。




私の頬を濡らすものは、
きっといつか虹になるの。





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