頂き物

□小隊にいじられるドロロ
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暇だぁ〜。」

「暇だな。」

「ですぅ。」

「暇だぜぇ。」

「そうだね。」

五人のだっる〜い声が地下内にこだまする 寝転がったり、お菓子を食べたり、武器を磨いたり...で... それ以外何もすることがない

「やっべぇ。暇すぎてドロロ食べちゃいそう。」

「...ぇえ!?」

「軍曹さん。それ意味わかんないですよ。」

ケロロの今の発言にあたふたしているドロロと軽いツッコミをするタママはこの際無視をし、

「なんかやることない〜? クルル曹長!!!なんかおもしろいものだしてよ〜!!!!」

ケロロはクルルに視線を送るのだが

「ない。めんどい。」

「即答かよ!!!」

クルルのあまりにも即答な返事にがっかりするケロロ

「まじ暇...。こういうときこそドロロだよねぇ〜。」

「えっ!?き、急にふれないでよ!!!!」

「たまにはドロロも面白いこと考えてよ〜。なんのために影薄いんだよ。」

「ひ、ひどいよケロロ君...。」

「ぐ、軍曹さん!!!本当のこと言っちゃダメですよ!!!!」

「タママ君まで!?」

ケロロの一言に少し涙目になるドロロ
そしてタママがさらに追い討ちをかける

「ドロロをあんまりイジめるなお前ら。ドロロは影が薄いながらも頑張って生きようとしてるんだ。俺達が暖かく見守ってやらなきゃいけないだろ。」

「ギロロ君まで!?」

ドロロは、信じてたのに、と肩を落とす

「ドロロ先輩いいじゃんもう。いい加減認めろよ。」

四人にとってはなんでもない一言なのだが、ドロロにとってはかなり傷ついたようで

「いいよ。どうせ僕なんか...僕なんか...。」

トラウマスイッチが発動してしまい、部屋の隅でもじもじ

「ゲロー――!?」

「ドロロ先輩!?」

「ドロロ!?」

「ククッ...。」

その日はなかなか機嫌が直らなかったという

end
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