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□秘密の部屋
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ユダとシンは、天空城の開かずの間と呼ばれる物置にやってきていた
「駄目…です…」
「こんな人気のないところに、わざわざ来たのはこの為だろう?」
「です、が…
はぁあ…んっ!」
ベッドや風呂での情事に飽きた時には、ユダに連れられここでする事が多かった
「今回は拭く物も持ってきたから…」
「ふあぁ…そういう問題では…っ」
「…なら何が問題なんだ?」
「くっ、うあぁ…
…大きい…」
ユダの熱い塊が入り込むと、シンは文句を言う力もなくなってきた
「はぁ…ユダ…」
―ギイィ…
「「!!??」」
突然、部屋のドアが開き、光が差し込んだ
ユダは慌ててシンを担いで、乱雑に置かれた木箱の裏に隠れた
――? ルカにレイ?
入ってきたのはルカとレイだった
二人は窓の近くで寄り添うと、ベタベタとお互いを求めるように触わり合い始めた