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□にょたシン
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「んん…っ」
シンはユダよりも早く目を覚ました

隣りではユダが幸せそうに寝息を立てている


「……ユダ」
愛しさから、ユダが寝ている間に口付けようと、シンは体を起こした

「…?」

そのとき、初めて自分の体の異変に気付いた

「…?
……、………!!?」

シンの胸は大きくなっていた

(…な、なな…
これは一体…?)

混乱しながらも、頭を回転させる…

(この特徴は女性の体のようですが…)

恐る恐る布団を捲ってみる…
昨夜はユダに抱かれた為に裸だった


「―――っ!!?」

『アレ』がなくなっていて、シンは言葉にはならない叫び声を上げた

(どうして……!?
一体、何が…!?)



「シン…?
……どうした?」

シンは慌てていると、ユダが目を覚ましてしまった


「別に…っ」

気付かれないように、シンは布団を被り、横を向いて丸まり、自分の体を隠した


「…?」
ユダはまだ眠いようで、寝返りをうった

シンはばれていないことに安心するが、それも束の間…

「シン〜〜〜…」

ユダは寝ぼけながら、シンに抱き付いてきた
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