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□お昼寝
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暖かい昼下がり、レイはサンドイッチを入れたバスケットを持ってルカの家を訪ねた


「…ルカ?
ルカ、いますか?」

扉を叩き、声を掛けても返事はなかった

「…一緒にご飯を食べようって約束したのに」


レイは辺りを探すことにした
適当にルカの好きな場所を飛んで回ってみる


「…♪」

レイはすぐにルカを見付けた
ルカは大木の枝の上で、気持ち良さそうに昼寝をしている


「…」
レイはルカを起こさないように、そっと枝の上に着地した

太い枝はルカとレイが乗っても、少し揺れただけだった


「ふふっ…」

レイは、寝息を立てているルカに近くと、そっと頬に口付けをした

「ルカ…」

「ん…っ」

すぐにルカは目を覚ますが、眠たいらしく、眉根を寄せて目を閉じたままだった


「もう、ルカ〜…」

「…ん…レイ…」

ルカは相手がレイだと思うと、気が緩んでしまい、なかなか起き上がれなかった


「……ちゅ」

レイはルカに唇を重ねた

なんども軽く口付け、レイはルカの唇の感触を楽しむ…


「あ…っ!?」

「こら…」
ルカはレイの手を掴んだ
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