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□嫌がらせ
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「チェックメイト」

「っ…」

ユダがキングを取ると、ルカは深い溜め息を付いた


「さぁ、ルカ?
俺が勝ったぞ」

「く…」

ユダとルカは、チェスの勝負で"賭け"をしていた

勝者が敗者に一つ、なんでも命令してよいというルール


「はぁ…
私が勝ったら、ユダには家の周りの草むしりでもしてもらおうと思っていたのに…」

「………俺に恨みでもあるのか?」


「それでは、私は何をすればいい?」



「一晩、俺の相手をしてくれ」

「!?」

ルカは驚き過ぎて、椅子から落ちそうになる

「ほら、脱いでくれ…」

「ユダっ!?
本気なのか…! お前にはシンが…」

「久しぶりにしたいんだ」

「待ってくれっ!
やめ……っ!?」

ユダはルカを寝室に連れて行くこともせず、その場で服を脱がしていく

「ユダ…っ!?」

「別にいいだろう?
昔…していたんだし…」

「やめてくれ!
私は…嫌だ…っ」

「負けただろ?」

「っ…」

ユダの手が自身に絡まり、ルカは激しく抵抗した

快楽に墜ちたくない
レイを…レイを悲しませたくない
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