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□秘密の部屋
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「…っ、レイ」

「ルカ…ぁ…僕…」

可愛らしく催促してくるレイに、ルカは応じたくなるが、窓ガラスに映ったユダたちを見るとそうはいかない…


――ユダ…

シンはユダに合図を送った
これ以上ルカを困らせるのは気の毒だ…

――分かっている…お前も限界なんだろ?

ユダは猛ったシン自身を掴んだ

「うあっ!?ユダ…っ!」

シンはいきなり掴まれ、飛び上がった



「え…シン…??」

立ち上がったシンはレイに見付かってしまった…


「な…どうして…シンが…
!!? ユダまで…!」

「レイ…」

混乱するレイをルカはなだめようとするが、レイは顔を真っ赤にしてルカにしがみついた

「すまないな…
でもお前たちのほうが後から来たんだぞ」

「ぅ…ルカは気付いてたんですね…」

「ああ…」

ルカはレイから自身を抜こうとすると、ユダが制した

「こんなレイを放置する気か…?」

「…部屋に連れて帰るさ
二人きりで続きをする…」

「ルカ、そう怒らないでくれ
…俺たちのも見せてやるから」

「!?」
ルカとレイは驚いて声が出ない

しかし、それ以上に驚いたのはシンだった

「ちょっと…ユダっ!?
本気ですか!?」
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