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□お昼寝
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「あの…すみません…」
「…いや、構わない」
ルカはレイを引き寄せると、自分の上に座らせた
「…ルカ?」
「…なんだ?」
「っ…や…」
ルカはレイを抱き締めながら、器用に口でレイのチャイナ服の襟(えり)を開けていく…
「んっ…ルカ…」
「人の寝込みを襲う悪い子には、お仕置だな…」
「や…っ…ん、ルカ」
ルカがはだけた首筋から鎖骨に口付けすると、レイはルカの頭を抱き締める
「……お仕置なのに嬉しそうだな…」
「嬉し…い…だなんて…、ぁ…木から…下りませんか?」
「…そうだな…落ちると大変だ」
地面に下りると、レイはじれったそうにルカに視線を送った
「…また、そんな目で見て…」
「早く…お仕置、してください…」
「…内容は放置プレイでいいか?」
ルカは冗談っぽく話す
「もう、ルカ…っ!」
レイはルカに縋(すが)り付こうとするが、ルカに押し返される
「あ!?
酷いです…っ」
レイが悲しそうな顔をすると、ルカの胸が痛んだ
(なぜ、そんな目が出来るんだ…)