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□記憶喪失
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「シン…愛している…
お前があの薬で俺を忘れたのなら、俺が一番好きだということだろう…?」

「っ…わかりませ…」

ユダはシンと唇を重ねた
シンは舌を絡めてはこないものの、抵抗はしてこず、ユダは少し安心した

「ん…苦し…」

「ふ…初々しくて可愛いよ
出会った頃のシンに戻ったみたいだ…」

「…すみません…何も覚えていなくて…
え…と、ユ…ダ…?」

シンは遠慮がちにユダの名前を呼んだ


「シン…また、俺を好きになってくれ…」

「あ…っ、ぅああ…」

「お前は俺のことを忘れても、俺はシンの感じるところは全部知っているよ…」

「そ…んな…
ふあぁ…んぁっ…」



* * *
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