一
□2:もう1つのプロローグ
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「あ、今日はREBORNの新巻の発売日だ…」
人より少しだけ漫画が好きな私
ジャンプの中でも最近一番ハマっているのはREBORN
なんか面白いんだよなぁ…
「やっぱり恭弥さんが一番好きだなぁ、」
最近は10年後の未来の話になって、皆余計に格好良くて
「…あれ?10年後の恭弥さんの部屋に女の人?小さくてよく分からないや」
背景にポツンと人影が
「ラルかなぁ」
独り言を呟きながら友達にメールしてこの影が誰なのか聞いてみた
『そんな影ないよ?シミじゃないの?』
なんてメールが帰ってきてもう一度見てみても明らかに描かれた人影
「……」
怖くなって片付けた
そしてそのままベッドへ
「……」
怖いことはなかなか頭から離れないわけで
「眠れない」
とりあえず何か飲もうかと部屋のドアを開けた
―ドンッ
「えっ……」
外は真っ暗
何かに背中を押されて私は
その闇に落ちた
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