00天国シリーズ
□二期第四話
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ここは、死人達が死後の世界に向かうまでの待合室。
待合室では死人達は生前の姿、記憶が保たれている。
待合室には水溜まりのような小さな池がいくつもあり、
気紛れに生前の世界を映す。
自分の順番が回ってくるまでの気の遠くなるような間、
死人達は皆、池の様子を眺めて過ごしている。
さて、今日はどんな世界が見えるのやら。
「あ、下の様子が見えそう…皆来て!」
クリスティナが池がさざめき出すのを見て、声を上げる。
「お、マジで!俺クリスの隣な!」
「おい、リヒティ!トランプ片付けていけよ〜。」
「まぁ、後で良いじゃないか、ロックオン。お前も来い。」
「ロックオン、モレノさん、早く〜!」
元CBメンバー四人は池を囲むように座り覗き込む。
リ「お…これ、トレミーの格納庫っすかね?」
モ「そのようだな。」
ク「暗くてよく見えない〜…」
ロ「あれ…ガンダムから誰か降りてきたぞ…」
.
リ・ク・モ「ロックオン!」
ロ「え〜…何回か言ってるけど、…俺じゃねぇからな?ライルだかんな?」
ク「コードネームはロックオンだから合ってるでしょ?」
ロ「あ、はい…」
リ「一人で訓練頑張ってるんだな〜、流石弟ッスね。」
.
ロ「まぁな〜♪」
ク「兄バカ…」
モ「お…アレはフェルトじゃないか?」
リ「ホントだ…あれ?フェルトが珍しく慌ててる。」
ロ「あ〜ハロ、たまに見当違いなこと言うからな〜」
ク「もう、音声が聞こえたらいいのにィ。」
モ「何だか二人、いい感じじゃないか?」
リ「フェルト、ロックオンのこと慕ってたからなぁ。」
ロ「そいつは光栄だな。」
ク「…鈍感。」
ロ「え…何か言って……うわ!ライル!?」
リ・ク・モ「キス!??」
リ・ク・モ・ロ「……(気まずい)。」
.
リ「…あ、ビンタされた。フェルト…泣いてる?」
ク「何してるのよ!私の大事なフェルトを!!」
モ「間違いない、あれはフラれたな、ロックオン。」
ロ「だから皆、俺を見て言わないでくれ…。」
★★★★★★★★★★
四話といったらもう…
ライルとフェルトのキスシーンでしょう。
(他にも見処は沢山あります!)
弟の振る舞いにショックなニール兄貴(笑)