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□悲しみの果て
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あいつと別れたのは心のすれ違いだった───
別れを告げられる事は分かってたし。
しかし別れた時は死にそうなくらい悲しかった。
けどそんな事を思ったってあいつは帰ってこない。
この思いは誰にも触れられずに終わらせてしまいたかった。
───けど誰かと付き合おうとも思わなくずっと1人でいた。
毎年別れを告げられた公園に来てしまう───
こんな事したってあいつは居ないのにな…。
俺は浅笑いしていると後ろから声が聞こえた。
居るはずがない人が───
丸井「に、お…?」