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□悲しみの果て
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こいつの家久しぶりだな…


少し懐かしく感じた…


仁王「部屋さき行っといて。」

丸井「お、おう。」

俺は部屋に入った。

何一つ変わらない部屋。

まるで時が止まっていたように感じた。

丸井「は、はは…」

やっぱり帰ろう。

昔を思い出して涙が出てきそうだ。

部屋を出ようとした時仁王が戻ってきた。

仁王「どこ行くん?」

丸井「どこって帰るんだよ…」

仁王「雨やんでないよ?」

丸井「別に良い…お邪魔しました…」

仁王「ちょっと待ちぃ…」

腕を掴まれた。

丸井「…何だよ?」

仁王「話したい事があるん。」

丸井「…ッ俺にはない…!!」

仁王「俺にはあるん。」

グッと掴む力を強くして。

丸井「…ッ」


仁王「俺はまだ丸井ん事好きや。」
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