Naruto長編

□影と光
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夜の森を駆ける

敵は目の前にいる

こいつ本当に忍者か?
追いついてしまうだろ

もっと楽しませろよ


ガサッ
「あぁ!」

馬鹿が
忍者のくせに足をふみはずしやがった


俺は敵の目の前に音もなく降り立った

「ヒィィ!化け物!!」
「その名は聞きあきている」
「た…たすけ…」

命乞いほどツマラナいものはない

ザシュ

「グァ…ァ…」

だってそうだろ?
これから殺されるのをわかっていて立ち向かってくるからこそ…


殺しがいがあるのだから


「つまらぬ忍だ」

印を組むと死体は青い炎とともに砂になった。


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