Naruto長編
□影と光
2ページ/10ページ
夜の森を駆ける
敵は目の前にいる
こいつ本当に忍者か?
追いついてしまうだろ
もっと楽しませろよ
ガサッ
「あぁ!」
馬鹿が
忍者のくせに足をふみはずしやがった
俺は敵の目の前に音もなく降り立った
「ヒィィ!化け物!!」
「その名は聞きあきている」
「た…たすけ…」
命乞いほどツマラナいものはない
ザシュ
「グァ…ァ…」
だってそうだろ?
これから殺されるのをわかっていて立ち向かってくるからこそ…
殺しがいがあるのだから
「つまらぬ忍だ」
印を組むと死体は青い炎とともに砂になった。
.