その他

□淡い思い出
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関東大会決勝戦。青春学園は初めて優勝を手にした。
これから全国大会に臨むということで、不二は新たな技を得るためスポーツセンターに通っていた。
上にあがらなければ全国で勝ち進むことは難しい。
流れる汗をタオルで拭きながら、ふとテニスバッグを見つめる。
そこには、きれいに畳まれたハンドタオルが一枚置かれていた。
自分のものではないそれ。
ハンドタオルを手に取り、本来の持ち主を思い浮かべた。

彼女は今、何をしているんだろ・・・。

数日たった今でも、彼女のことは鮮明に覚えている。







淡い思い出




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