〜Dark doll〜

□2話 〜見えない真実〜
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ピチューが消えた。
何よりも不思議に思ったのは・・・






人形も一緒に消えていたことだった。






ピカチュウ「・・・くそっ!!俺がそばにいたのに・・・!!」

昨日の晩からピカチュウはピチューと共に行動していたという。
寝る時も一緒だった。手を握っていた。
それなのに、消えてしまった・・・。

フォックス「・・・いつからピチューはいなくなっていた?」

プリン「・・・今朝起きた時に気付きました・・・。」

ネス「・・・・・・・・・っ」

ネスは悔やんでいた。
実は寝る前、少しだけ魔力を感じていたのだ。
――――自分のせいだ・・・

ネス「・・・っ、ゴメン・・・」

子リン「・・・え?」

ネスはポツリと言うと、どこかへ走り去ってしまった。

カービィ「ネスティー!!」

リンク「ネス、何処に行くんだ!!」

カービィとリンクは走り去ったネスを追いかけていった。

マリオ「ちょっ、お前等――――!!」

サムス「ネスのことは彼等にまかせましょう?」

走りかけたマリオに手を置きながらサムスは言った。

ゼルダ「・・・そうですね、ネス君の事は彼等にまかせて、私達はピチューちゃんを探しましょう!!」

ファルコン「そうだな!!よし、俺はあっちを探してくるぜ!!」

ヨッシー「私はこっちを探しますぅ!」

メンバーは別れてピチューを探しにいった。

ピーチ「・・・っ・・・。」

マリオ「どうした?ピーチ・・・。」

皆が探しに行った後、ピーチは一人部屋に残っていた。
少し体も震えている。

マリオ「・・・大丈夫、ピーチには俺がついているからな。何かあったら俺が守るから!」

ピーチ「マリオ・・・。」

ピーチは顔を赤らめた。
徐々に体の震えも止まってきている。

マリオ「行こう、俺達も!」

ピーチ「・・・そうね」

――――笑顔が戻った
マリオはホッとし、ピーチとピチューを探しに行った。



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