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□やっぱり君は大切な友達
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真っ暗な道をただ歩いていました

何も思わず何も感じず
それが悲しいとも思わずそれが苦しいとも思わず

なので私は隣を歩く友人に聞きました
「恐い?」と友人は「分からない」と答えました

私達はそれからずっと沈黙したまま
2人で暗闇を歩いていました


その時私はふと考えたのです
会話をしないならいる意味がないのではないかと
なので私はいいました
「先、行くね?」と

友人は頷きもせずただだまっただけでした
私は振り返らず走り出しました
何も感じず何も思わず




でも、でもやっと光が見えたとき
私は後悔しました




私はひどいことをしたんだなと


私が求めていたのは会話だったんだと
暗闇の中での沈黙が耐えれなかったんだと




私は友人が私の所に追いつくまでその場所に座って待っていることにしました



それから私はただただ座って友人を待っていました

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