戴き物

□夜闇舞
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魔の國に佇む我等が主の城
紅き月の夜[ヨル]に乙女[アナタ]を誘[イザナ]おう
今宵舞蹈会 享楽の仮面[ペルソナ]を
曉等恐懼[オソ]れずに躍り狂おう


導こう乙女を我等が主の元
装飾[カザリ]等纏わず鞣し肌独[ヒト]つで
哀憐舞蹈会 寵愛の孤城で
可憐さ儚さ抱き聖少女舞う


乙女と主の舞 光と闇の舞
螺旋[メグリマワ]る世界で円舞し続ける
求愛舞蹈会 暗黒快楽[ケラク]城に響き魔を訐[アバ]く



交鎖[コウサ]の終幕[ハテ]の緋[アケ]宵 陽[タイヨウ]の出[イデリ]
又躰着飾り帰還[カエリ]の身仕度を
終焉舞蹈会 切愛[セツアイ]の鼓動に
永遠の恍惚が深く刻まれる



魔の國に佇む極彩舞夜[マイヤ]の城
夜色[オニキス]の暗闇帷[ヴェール]に彩色[サイショク]施して
色彩舞蹈会 幻想の音色は
汚穢[ケガレ]知らぬ清浄少女[ヴェルヴェティーメイデン]の詠唱[ウタ]










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