‡SECRET GARDEN‡
□Dearest My Half…V
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いつまでも、君を欺けるとは思っていなかった。
いつかはやってくる『その時』が怖くて……それでも君を求める事を止める事が出来ない俺。
―ほんの少しでもいい……俺の想いが君に伝わりますように…。
* * * *
「やだっ…やだっ!……はなし、てっ…」
放課後の閑散とした学校。屋上へと続く非常階段で金の髪を振り乱しながら、兄であるアスランの腕から逃れようとカガリは必死に抵抗を繰り返していた。
頑なに自分から逃げようとするカガリの身体を後方から片手で拘束し、もう片方の手で少し短めなスカートの奥に手を伸ばす。そして性急な手つきでカガリの下着の中に手を差し入れ、敏感な突起をきゅっと摘む。
「あぁっ!……やぁ、だ!」
アスランの手に摘まれた場所から走る甘い痺れに、びくりと震え上がるカガリ。
ぐりぐりとカガリの肉芽を苛めている内に、カガリの拒絶も言葉だけとなり、正直な身体からは抵抗の力が奪われていく。
「はぁ…はぁっ……あぁあぁっ!…あすら…ん!……もう……やめ、てっ!」
自分の愛撫に素直に蜜を滴らせるカガリの身体に満足げに笑みを浮かべていたアスランだったが、快楽に流されないカガリの拒絶の意思を感じ取る。
すっと翡翠の目を細め、カガリの下着を手際良く下に落とすと、ズボンから怒濤した自身を取り出し、外気に晒されたカガリの秘所にぐいっと押し付ける。
「ひっ!……お願いだ、アスラン。もう止めてくれ。……こんな事…『間違っている』!」
―間違っている
カガリの口から発せられた正し過ぎる言葉にぎっと苦々しい色を浮かべると、アスランはまだ十分に解されていない花弁を一気に貫いた。
「ああああぁあっ!!」
静かな筈の屋外にある非常階段に、少女の艶の交じった悲鳴と卑猥な水音、そして2人分の荒い呼吸音が鳴り響いた。
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