‡SECRET GARDEN‡
□禁断の蜜色 後編
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駅から走ってきたカガリは何とか気持ちを落ち着かせて、朝のHRを終らせた。周りの目から見ても顔色が悪いのは一目瞭然だったが…。
一限目の授業が入っていない為英語の教師専用の準備室で次の授業の最終チェックを行っていたが、先程の出来事を思いだし身震いをする。
(大丈夫。ここは学校だし、明日からはもう少し早い電車に乗れば)
そう自分にいい聞かせて、再び意識を仕事内容に向ける。しかし…
「えっ!…何!?………ゃあ!!」
後ろから突然目隠しをされ、そのまま強引に椅子から立たされるとヒンヤリとした床に寝かされる。
「…だ、誰?…こんな悪い冗談は…っう!やだ、辞めろ!」
姿の見えない誰かに床に倒され、目隠しを取る前に両腕を頭上でベルトらしきもので拘束された。
眼下で自分のベルトとネクタイにその身を縛られて震える肢体にシンは自分の征服欲が満たされるのを感じていた。
欲望に促されるままにカガリの豊満な胸を服の上から揉みしだく。
「嫌だ!……誰か!……痛!」
助けの声を上げようとしたカガリだったが、力任せに乳房を掴まれ、痛みに叫びが止まる。