‡SECRET GARDEN‡

□Dearest My Half…
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意識のないカガリの艶やかな声に煽られ、アスランの愛撫は深く激しいものへと変わろうとしていた。



口に含んだカガリの乳首をやっと解放すると、アスランの口唇はカガリの滑らかな肌を伝って下へ降りて行く。胸から少し下がった所にある引き締まったウエストは無駄な肉が付いていないというのに、柔らかな感触でアスランはそこに紅い華を咲かせた。



自分が付けた刻印を眺めようと顔を上げた時、アスランは完全に陽が落ちた所為で部屋の中がまったくの暗闇になってしまった事を感じた。自分の視界からカガリの姿を隠す為に舞い降りたかのような暗闇に舌打ちし、アスランはベッドサイドにある小さな照明を点ける。暗い世界に照らされて現れたのは、キラキラと煌くカガリの肢体だった。照明の控えめな光に照らされて浮かび上がったカガリは本当に綺麗で……。アスランはその美しさに切なげに息を吐いた。



「カガリ…綺麗だ…」



白く発光しているかのようなカガリの肌をウットリとした表情で眺め、アスランの手は更に下にあるカガリのすらりとした脚に向かう。そしてカガリの両膝を立てさせ、ぐいっと股を開かせた。



「…感じているんだな?」



嬉しさと興奮を隠せない声でアスランは呟く。カガリのショーツの大事な所を覆った部分にはうっすらと染みが出来ていた。それがカガリがアスランの愛撫を感じている確かな証拠なのは明白だった。



もっと悦ばせたくてアスランの指はショーツの上から、その下にある割れ目をそっとなぞる。



「…んっ」



ちょっと触れただけなのに、カガリの身体はびくんと反応する。その素直な反応をもっと乱してやりたくて、アスランはなぞっていた部分をぐっと押し、そのまま指を震わせ振動を与え始める。



「ぁあっ!……はぁっ…あぁあっ」



途端にカガリの喉からは先程までよりもずっと強い喘ぎ声が洩れ出て、それに比例してカガリのショーツの染みはどんどん拡がって行った。



「んあっ……あぁん…」



「はぁ…カガリ……もっと…」



色づいたカガリの声に触発されるようにアスランの感度も上がっていき、自身の欲望の塊が窮屈なズボンの下からぐいぐい形を変えるのを感じる。そこに集まった熱を解放してくれるであろう眠り姫の顔を覗き込むと、悩ましげに顔を歪め固く瞑られた目蓋がぴくぴくと震えていた。



カガリの目覚めの兆候にアスランはにやっと妖しい笑みを浮かべ、素早い動きで上に押し上げたカガリのタンクトップを元に戻し、少しだけカガリから身体を離した。



やがてゆるゆると緩慢な動きでカガリの目蓋は開かれた。わずかに潤んだ琥珀の瞳は蜂蜜のように甘い光を宿して、視線の先で笑うアスランを捉える。



「…ア、ス……ラン?」



「…やっと起きてくれたな、カガリ。……待ってたよ」



薄く笑うアスランのその言葉の真意に気付かず、カガリはぼんやりと視界に映る双子の兄を眺めていた。



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