‡SECRET GARDEN‡
□目醒める想い〜前編
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電流のように走った快楽にカガリの口から、声が上がる。
「感じるんだ?…じゃあ、こうされるのは?」
左手で乳房全体を揉みしだきながら、右手の人差し指の爪で勃起した乳首をピンッと弾く。
「はぁっ!」
弓なりに身体を反らせるカガリ。そんなカガリの素直な反応に笑って、その桜色の突起を口に含み、今度は舌の上で転がす。
始めは優しく、徐々に強くなってくる舌の動きに翻弄され、びくんびくんと跳ねるカガリの肢体。
「やああぁ!……イザーク!助けてー!!…イザーク!!!」
あまりに可愛いカガリの感度に気を良くし、更に愛撫を深めようとするアスランだったが、カガリの口から出た名前に動きが止まる。
「……うるさいよ、カガリ」
ぞっとするかのような冷たい声が聞こえたと思った瞬間、カガリの口にアスランのハンカチが押し込められる。
「んんんーっっ!!!」
目から涙をポロポロ零しながら抗議の声を上げるが、アスランに届く訳がなく、うめき声だけが口から洩れる。
「俺に抱かれているんだから、他の男の名前なんて呼ぶな。しばらくはそのままだからな」
不機嫌そうに言葉を吐くと、顔をカガリの身体に落とし、愛撫を再開させる。