05/01の日記

19:06
同室妄想
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今更的な本誌妄想
ごっきゅん視点だが乙女すぎた
標的233とか、あのへんです、あのへん。









部屋替えをして、山本と同じ部屋になった。このベッドの下に山本は眠っている。
メローネ基地から帰って以来、まともに話をしていない。

(何のために、部屋替えしたと思ってんだ!)

山本の回復を待って部屋替えを申し出たのは俺だ。
山本を一人にしたくなかったから。

文字どおり惨敗を喫したという山本。意識を失ったあいつを見て、俺は愕然とした。反撃の痕跡も防御の形跡もない、まるまるダメージを食らった傷。
山本は決して弱くない。その彼がこれだけ無防備な傷を受けるなんて。

(相当キてるはずなんだ)

体よりも、心の方に。
才能溢れるあの男がああも完全に敗北したのだから。
その証拠に、絶対安静の指示を無視して身体を動かしている。笑顔も不自然だし、何より獄寺に触れようとしない。

(バカ野郎)

そうやって1人で抱え込んで、何も話さないつもりか。俺にまで。
俺では、お前の心を軽くすることは出来ないのか。

うつぶせになって目を閉じる。山本は何も言わない。眠っている、と思いたい。

山本、俺は悔しいんだ。そんなお前を見てるだけの自分が。
何も出来なくてもせめて。痛みを分けてくれたら、なんて。

俺の、身勝手なんかな。











トメデラ出現!!

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