文書庫

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【「会津藩 最後の首席家老」 (あいづはんさいごのしゅせきかろう)】
題名の通り、会津藩最後の首席家老、梶原平馬のお話です。この方なんと若干24歳で大藩会津の家老に就任しております!24ですよ24!今の日本に例えたら、大学卒業して二年くらいしか経たないうちに大阪府の副知事に就任みたいなものですよ(←ちょっと違うかな?)!しかも就任時の会津藩の状況が状況だけに・・・それだけ彼が優秀だったということなのでしょうねぇ。はい。

【「会津藩主松平容保は朝敵にあらず」 (あいづはんしゅまつだいらかたもりはちょうてきにあらず)】
タイトルに「松平容保」とありますが彼だけをテーマとして取り上げているわけではありません。戊辰戦争において、会津藩とともに薩長率いる新政府軍と戦った様々な人物を紹介しております。「薩長だけが正義ではないよ」ということを私達に教えてくれる一冊でございます。

【「うちの三姉妹」 (うちのさんしまい)】
三姉妹のお母様でいらっしゃる漫画家の松本ぷりっつさんが、みずからの子育てをブログに公開されており、これがアクセス7500万超と大人気!そんな子育てブログが書籍化されたものが、この「うちの三姉妹」でございます。もう、ホントにおもしろい!!何回読み返しても飽きません。普段笑いが足りないな〜などと思っている人は、だまされたと思って一度読んでみて下さい。

【「王城の護衛者」 (おうじょうのごえいしゃ)】
ズバリ、私が松平容保公と初めてあった(?)小説でございます!かの有名な司馬遼太郎さんの、幕末をテーマにした短編集に収録されたうちの一つで、容保公の生涯を簡単に、かつ感動的に紹介したものです。「松平容保ってどんな人なんやろ?」という方にオススメの「入門編」です。

【「京都守護職ー会津藩の光と影ー」 (きょうとしゅごしょくあいづはんのひかりとかげ)】
松平容保本その3。容保が京都守護職に就任してから大政奉還までーつまり容保達会津藩主従が京都にいる間のことが書かれております。ここだけの話、この本では京都で容保に「恋人」ができます!史実かどうかは知りません。この「恋人」の素性は・・・ナイショ☆実際に読んで確かめてみてくださいませ。

【「愚直に生きる」 (ぐちょくにいきる)】
松平容保公を始め、会津戦争で唯一最後まで恭順を主張し続けた会津藩家老西郷頼母や新撰組局長近藤勇など、己の信念を「愚直に」貫き通した人達が紹介されています。随分前に読んだので詳しい内容までは記憶していませんが、確か戊辰戦争で「敗れた」側の人ばかりが紹介されていたと思います。戊辰戦争の「敗者」達がどのような思いでこの時代を生きぬいたのか、この本を読めば分かっていただけるのではないでしょうか。←ちょっとクソ真面目に説明してみました(笑)

【「獅子の棲む国」 (ししのすむくに)】
会津藩の降伏から西南戦争までの時代の流れを、敗者である会津藩士からの視点で描いた小説です。主人公は、会津藩軍事総督山川大蔵ですが、新撰組三番隊組長斉藤一も登場します。斎藤さん、ものすごくなじんでます。会津に。山川さんとも仲良しです。「るろうに剣心」では本名(斎藤一)を隠す偽名として名乗っていた「藤田五郎」という名前ですが、実は、元々会津の人間ではない彼の「会津藩士」としての働きに対する礼として老公松平容保公から賜ったものだったことが判明。(「るろ剣」の)斎藤さん、そんな上等な名前偽名に使っちゃダメでしょ。もちろん、容保公もしっかり登場します。ほんのちょっとのちょっと笑いも混ざりつつ、やはり最後は感動です。この本で「知恵山川」にホレて下さい!

【「至誠の人 松平容保」 (しせいのひとまつだいらかたもり)】
松平容保本 そのA。「王城の護衛者」を読んで松平容保という人物についての基本的な知識を身に付けた人にぜひ読んでいただきたいのが、この本です。感動します。因みに、この本を読むまで私が松平容保に拘る理由が分からないと言っていた父が、この本を読んで「この人にホれるお前のことを見直した」とのたまっておりました(笑)。

【「シリーズ藩物語 会津藩」 (しりーずはんものがたりあいづはん)】
この本は会津藩「全体」の歴史を紹介したもので、幕末だけを取り上げたものではありませんが、これを読めば、「会津藩」というものがどういう藩だったのか、幕末における会津藩の悲劇はなぜ起きたのかといった疑問が解けるのではないでしょうか。「会津」そのものの歴史が知りたい方にはオススメです。

【歳三の首 (としぞうのくび)】
これは新撰組小説としてはかなり奇抜な部類に入るのではないでしょうか。舞台は戊辰戦争終結後の北海道。主人公は永倉新八。函館戦争で戦死した副長・土方歳三の遺体を巡ってあの古高俊太郎の弟率いる新政府の役人達と戦いを繰り広げます。誰もが驚く衝撃の結末が待っています。ぜひ、読んでみてください。

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