文書庫

【し】 3件

【「獅子の棲む国」 (ししのすむくに)】
会津藩の降伏から西南戦争までの時代の流れを、敗者である会津藩士からの視点で描いた小説です。主人公は、会津藩軍事総督山川大蔵ですが、新撰組三番隊組長斉藤一も登場します。斎藤さん、ものすごくなじんでます。会津に。山川さんとも仲良しです。「るろうに剣心」では本名(斎藤一)を隠す偽名として名乗っていた「藤田五郎」という名前ですが、実は、元々会津の人間ではない彼の「会津藩士」としての働きに対する礼として老公松平容保公から賜ったものだったことが判明。(「るろ剣」の)斎藤さん、そんな上等な名前偽名に使っちゃダメでしょ。もちろん、容保公もしっかり登場します。ほんのちょっとのちょっと笑いも混ざりつつ、やはり最後は感動です。この本で「知恵山川」にホレて下さい!


【「至誠の人 松平容保」 (しせいのひとまつだいらかたもり)】
松平容保本 そのA。「王城の護衛者」を読んで松平容保という人物についての基本的な知識を身に付けた人にぜひ読んでいただきたいのが、この本です。感動します。因みに、この本を読むまで私が松平容保に拘る理由が分からないと言っていた父が、この本を読んで「この人にホれるお前のことを見直した」とのたまっておりました(笑)。


【「シリーズ藩物語 会津藩」 (しりーずはんものがたりあいづはん)】
この本は会津藩「全体」の歴史を紹介したもので、幕末だけを取り上げたものではありませんが、これを読めば、「会津藩」というものがどういう藩だったのか、幕末における会津藩の悲劇はなぜ起きたのかといった疑問が解けるのではないでしょうか。「会津」そのものの歴史が知りたい方にはオススメです。



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