poem

□Sorrow of love
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満たされず乾くココロ 枯れた泉の様

光を集めては壊した 理由(わけ)もなく



零れ落ちる願いを見つめ伏せた瞳

何を映している?



想い溢れる祈りは何処へ

砕け散ってゆく





「いつかまた、巡り合えたなら・・・」

望みを抱いては消し 歩き出す



輝く光の中 貴方と出会えた奇跡

今では 懐かしく

痛み出す



声にならない声で叫ぶ

貴方に届くようにと

風にかき消され





口付けを交わす度 揺らめく灯

胸に沈む想い

涙溢れる



儚い姿見つめていた

痛む心を隠し

何時まで耐えられる?



希望は小さくなるばかりで

静かに 消える



懐かしい場所は鮮やかなまま

「またこの場所で出会えたなら・・・」

夢見ては諦め また歩き出す





輝く光の中 貴方と過ごした日々

淡い記憶の中

揺れて



宙から堕ちた幾千の羽が

手をすり抜け闇の中

辿り着く場所を探してる





貴方を探してる





-end-
 

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