†読みきり小説†

□燈s思議(すけべ)な国の裕二
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しかし今日の荒木は違いました。愛らしい裕二を見て、金とは別の物を頂こうとしていたのです。それは裕二の身体…
(アイツを犯ってやるぜっ!前から後ろからメチャメチャになぁ…)
荒木はニヤリと笑うとそっと裕二の背後に近付きます。何も知らない裕二は、夢中でエビフライを食べていました。
「このエビフライ美味しい!いくらでも食べれるよ!!」
そう言い4個目のエビフライに手を伸ばした時です。裕二は不意に押し倒されてしまいました。
「あ、荒木っ…」
驚く裕二の目の前で荒木がニヤニヤ笑っています。
「よぅ可愛い子ちゃん。よくも俺様のエビフライを食ったな…代金払って貰おうか?」
「えっ、代金…って、いくらなの…?」
怖々尋ねる裕二に荒木が言いました。
「お前、3つ食ってるよなぁ。おまけに4つ目にも手ぇ出してる…しめて3万5千円だなぁ!」
「そ、そんなっ…エビフライ3つで3万5千円なんてぼったくりじゃないかっ、高すぎるよっ!!」
「うるせえっ!このエビフライはなぁ、今朝届いたばかりの極上車エビを使い、これまた極上のパン粉とべに花油で揚げた『超高級エビフライ』なんだよっ!」
本当は加ト吉の冷凍品を揚げただけのエビフライを『高級品』と大ボラを吹きながら、荒木は裕二に迫ります。
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