†秘密遊戯†

□放課後遊戯
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「チッ、最近浩二の奴付き合い悪いな!」
俊は廊下に転がっているゴミを蹴飛ばした。
― 此処は学校の旧校舎…今は完全に閉鎖されている。俊はそこに放課後無断で入り込んでいた。暗い廊下を歩きながら煙草をふかす。最近連れである清水浩二の付き合いが悪くなり、俊は退屈していた。
「あの裕二って奴に会ってからだよ…ったく、あんな奴の何処がいいんだ?」
ブツブツ言いながら、廊下の奥に足を進める。…と、ある教室の前で俊は足を止めた。何処からか声が聞こえる。
「…何だ?誰かいるのか?」
独り言の様に言い、ふと教室の中に目をやる。
…俊の体が硬直する。薄汚れた窓ガラスの向こうに二つの影が動めいていた。
「…浩二!?」
俊が呟く。視界の先には服の胸元を開かし身をよじる少年と、その身体をまさぐる浩二の姿があった。俊の視線が釘付けになる。
浩二は嫌がる少年のズボンと下着を荒々しく脱がせると反り立った肉棒をくわえ込んだ。やがて口を上下に動かし始めると、少年の切ない声が聞こえ始めた。
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