†秘密遊戯†

□学祭ハプニング
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「あー、いい天気だなぁ!やっぱこうゆう日は屋上で昼飯食うに限るぜ!」
俊は空を見上げながら言い、パンを頬張る。
今は昼休み。俊は屋上で仲間達と昼食を食べていた。横には和則、そして向かい側には…
「はい浩二、お弁当!」
「すまねぇな、裕二。」
裕二は袋から弁当箱を出すと蓋を開ける。
「おー、美味そう!」
「さぁ食べて、浩二。味の保証は出来ないけど…」
「じゃあ遠慮なく頂くぜ!」
浩二はそう言い卵焼きを取ると口に入れる。
「どう?美味しくないかな…」
裕二が不安そうに尋ねる。
「美味いぜ、裕二!」
「本当!?」
「あぁ、本当だぜ!今度はこれ食お!」
浩二はそう言うとウインナーを取る。
「あ、それタコさんなんだよ。俺が切ったんだよ!」
「へぇ、すげぇな!お前、起用だな。」
裕二の手作りタコさんウインナーを眺めながら、浩二が答える。やがてそれを口に入れると浩二が言う。
「美味いよ、裕二。お前、料理上手いんだな!」
「本当!?俺、早起きして作った甲斐あったよ!」
浩二に誉められキャッキャと喜ぶ裕二。そんな裕二の頭を撫でる浩二…二人が仲直りして以来、和則と俊は毎日の様に二人がイチャつくのを見せられていた。
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