■メモ小説1■

□待ち合わせ
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ワクワクと袋の中を見ていた望が、ふと疑問を持った。

「命兄さんは、プリンを持ってどこにいくつもりだったんです?」
命が目元にたまった涙をぬぐいながら望の頭をなでた。

「望に会いに。」
「え」
「望が会いに来ると思ったから。」

望が顔を赤らめてハハッと笑った。
「命兄さんはなんでもお見通しですね。」

―わかるさ。
だって自分も会いたかったから。

会いたい気持ちが
いつだってあふれてる
約束なんてしなくても
出会いはいつも
待ち合わせ。


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あれ?これ望命じゃなくて命望?(汗)
甘ーい感じになりましたかねぇ…
良かったら感想よろしくです。
アドバイスは優しくお願いします。

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