■メモ小説1■

□勝負
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「あっあっああっ駄目、だって…久藤っ」
木野がイヤイヤをするように首をふりながら僕の髪をつかむ。

「でも、もう硬いよ?」
「やっ言う…なよっあっ」
「濡れてきてるし。」
「や、あああっぅんっ」
「気持ちいいの?」
「ばっか!ぅあんっ」

あぁ。かわいいなぁ。
真っ赤な顔をして目を閉じて、快感に耐えてる木野。
あんまりいじめちゃ可哀想だね。
僕は木野の先走りで濡れているソレを口に含んだ。

「あっああああっくど、う」
木野の足がカタカタと震える。
僕はそんな木野の腰を抱えて頭を上下させた。

「やっあんっあっダメ、くどぅっ出ちゃうっよっ」
木野が僕の頭を引き離そうとひっぱった。
「いいよ。出して。」
僕はそう言うと更に激しく頭を動かした。

「やっイクッ久藤っっ」
木野が僕の頭をキュッと掴んだと同時に口の中に熱くて―何だか青臭い味が広がった。

木野が荒い息をしながらヘナヘナと座り込む。
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