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□Merry Christmas!
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「夢を見たよ、貴方との夢を。」

「どんな夢だ?」


僕が座ってるんだ、貴方のとったホテルの一室で。でも貴方は居なかったけどね。そこにはカレンダーがあって、25日のところに丸が付けてあったの。僕は僕と貴方以外の世界はどうでもいい人間だから、不思議に思ったんだ(なんで丸が付いてるんだ)…って。そしたらなぜか貴方の声が聞こえたんだ。「Merry Christmas」って言って、突然目の前に貴方は現れて僕を抱きしめてたよ。かみ殺そうとしたけどクリスマスだからね、許してやったんだ。



「そこで目が覚めたんだ」

「恭弥、その続きはな…」

ディーノの唇と僕の唇が優しく重なった。
甘くて、甘くて…、優しいキスだった。


クリスマスは僕の心の鍵を外してくれる特別な日。


聖なる夜に恋人とキスをした。
それだけで僕の心は暖まる。
この寒い季節に暖かさを感じられた。





貴方からの贈り物は甘いキスと…

『Ti amo, kyoya.』

甘い囁きだった…ー



(ならば僕からは、)
(永遠の愛を誓ってあげる)


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