cp-novel

□ヤキモチ
1ページ/2ページ



俺は檜佐木修兵
九番隊の副隊長やってる





そして今、付き合ってる人がいる



その人はすげぇ無愛想だったり



冷たかったり



俺に本音を見せてくれなかったりする






だけど俺は-…














*ヤキモチ*














「…お?恋次ー!!」



廊下を歩いていると、後輩の阿散井を見つけた



「??あ!!先輩じゃないっすか」



こいつは後輩でもあり、六番隊の副隊長を勤める



そして…



「元気してたか?
最近どうだよ…愛しの朽木隊長とは♪」



六番隊の隊長と付き合ってる


俺の彼氏ではねぇ













【彼氏】













…そう
俺が付き合ってるのは、男、だ













「相変わらずですよー
いつもクールで会話は続かないし…」





相手が朽木隊長じゃ仕方ないな

クールで有名な人だし





「はは…でもベッドの中では優しいんだろ?」





親父くさいと軽く突っ込まれつつ二人の仲を探ってみる





「優しいってか激しいですよー
こないだなんか一晩中入れっぱなしで…ホントにどこにあんな体力があるのか…
…-って、何言わせるんですかッ///」





自分でペラペラ話した癖に顔を赤くする恋次は、ホントにからかいやすくて、こういう所は可愛いと思う





「はいはいごちそう様でした〜
でも好きなんだろ?」





俺は始終ニヤニヤしながら話す





「そりゃ…まぁ///
先輩こそ最近どうなんですか?」


「最近会ってないんだよ、
…開発局忙しいらしくてな」



「そうなんですか…」





…そう
俺の彼氏って言うのは

技術開発局の阿近さんだ




そして最近会えなくて寂しい…って思ってんのに連絡もしてこねぇし…





ちょい冷たすぎじゃねぇか?





流石に落ち込むわ…







「なぁ恋次慰めて…」





俺は恋次にもたれる





「アハハ、じゃぁとりあえずギューッてしてあげますよ♪」





俺よりデカイ恋次。
あ-…やっぱり抱きしめてもらうのは良いなぁ

人の体温って安心する










…突然、恋次が離れた















「阿近サン!!」















「…あこんさん?」





後ろを見ると、ホントに阿近さんが…居た





「「やべぇ…」」





恋次と二人で呟いた
でも阿近さんは普通に、





「よぉ恋次、修兵」





…超笑顔。

次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ