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□ヤキモチ
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俺は檜佐木修兵
九番隊の副隊長やってる
そして今、付き合ってる人がいる
その人はすげぇ無愛想だったり
冷たかったり
俺に本音を見せてくれなかったりする
だけど俺は-…
*ヤキモチ*
「…お?恋次ー!!」
廊下を歩いていると、後輩の阿散井を見つけた
「??あ!!先輩じゃないっすか」
こいつは後輩でもあり、六番隊の副隊長を勤める
そして…
「元気してたか?
最近どうだよ…愛しの朽木隊長とは♪」
六番隊の隊長と付き合ってる
俺の彼氏ではねぇ
【彼氏】
…そう
俺が付き合ってるのは、男、だ
「相変わらずですよー
いつもクールで会話は続かないし…」
相手が朽木隊長じゃ仕方ないな
クールで有名な人だし
「はは…でもベッドの中では優しいんだろ?」
親父くさいと軽く突っ込まれつつ二人の仲を探ってみる
「優しいってか激しいですよー
こないだなんか一晩中入れっぱなしで…ホントにどこにあんな体力があるのか…
…-って、何言わせるんですかッ///」
自分でペラペラ話した癖に顔を赤くする恋次は、ホントにからかいやすくて、こういう所は可愛いと思う
「はいはいごちそう様でした〜
でも好きなんだろ?」
俺は始終ニヤニヤしながら話す
「そりゃ…まぁ///
先輩こそ最近どうなんですか?」
「最近会ってないんだよ、
…開発局忙しいらしくてな」
「そうなんですか…」
…そう
俺の彼氏って言うのは
技術開発局の阿近さんだ
そして最近会えなくて寂しい…って思ってんのに連絡もしてこねぇし…
ちょい冷たすぎじゃねぇか?
流石に落ち込むわ…
「なぁ恋次慰めて…」
俺は恋次にもたれる
「アハハ、じゃぁとりあえずギューッてしてあげますよ♪」
俺よりデカイ恋次。
あ-…やっぱり抱きしめてもらうのは良いなぁ
人の体温って安心する
…突然、恋次が離れた
「阿近サン!!」
「…あこんさん?」
後ろを見ると、ホントに阿近さんが…居た
「「やべぇ…」」
恋次と二人で呟いた
でも阿近さんは普通に、
「よぉ恋次、修兵」
…超笑顔。