07/23の日記

22:50
カデスの牢獄にて ―何でアギロさんって逆三角形なの?←(笑)―
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さて、牢獄内をさらにウロウロしてみますと、牢獄の出入り口など、要所要所に結界がはってあることが分かりました。
アギロさん曰わく、結界の外には牢獄の出口や見張りの塔、帝国の兵士の宿舎があるエリア、更には地下牢までもがあるという話でした。



アギロ「なんでもその牢には、ゴレオンの奴が探している特別な連中が捕まっているらしい。」


―――“特…別な、方々……?”

自分が捕らえられた理由(わけ)、それからカデスの地下牢に捕らえられているという存在と、ゴレオンが必要としている存在……

ディアの中で、記憶の中の何かが繋がりかけてはまた離れていく。頭の端でちらつくそれは、ディアの力だけでは上手く捉えることが出来なかった。

―――アルさんが、いてくだされば…知恵を貸してくださった…かも…知れません。

ディアは今は傍にいない仲間達に想いを馳せた。

ドミールの里は、きっと無事だ。
偉大なる空の英雄、グレイナルが身を呈して守ったのだから…

彼らもきっと、あの頼もしい笑顔で、今はドミールの人々の助けとなっているだろう。

だから―――



アギロ「……まあ、そんな事はともかく目の前にある結界には触れないようにしとけよ。帝国の連中は平気で通ってくるが、俺達がそいつに触れるとビリビリッときて弾かれるんだ。」

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