NARUTO小説

□木の葉執事サービス
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もしもサクラがお嬢様だったら編


今日、おれってば執事学校を卒業したってばよ。晴れて執事の業務を迎える俺。
今日卒業したやつの中には、おれのライバルうちはサスケ、性格よくわかんないサイ
いっつもめんどくせーって言ってるけど、ほんとはかなりデキルやつ奈良シカマル。
それに、ポテチばっか食ってる秋道チョウジ、キバ、油女シノなんかもいるってばよ。
3か月前に卒業した先輩ロック・リー、ネジなんかもいるって噂だし。
いろいろありそうだな。執事の業務は

やっべもうそろそろ集合時間だってばよ。いかなくっちゃ。


イルカ「それじゃぁ今日はこの卒業メンバーでチームを組んで業務に当たる。個々の長所短所を踏まえて
こっちで割り振ってあるから文句は言わないように。では発表する。

G班。奈良シカマル、秋道チョウジ、この班には人数調整のため先輩にあたる人間もいれるからな。
先輩としてロック・リーが入る。この班のお目付け役は猿飛アスマだ。

続いて
H班。キバ、油女シノ、G班と同じように先輩としてネジも入る。
この班の担当先生はマイト・ガイだ。

続いて
I班。うちはサスケ、サイ、うずまきナルト
この班の担当先生ははたけカカシだ。


以上。それでは担当先生の所に行ってこれからのことを聞き、その後業務にあたれ。」





よりにもよってうちはサスケ?!うっきークソあんなやつよりおれの方がカッコイイってところ
バンバン見せてやるってばよ。




あれ〜ココかな。おれの先生のところって。74番教室か。あっいたいた。えっと、うちはサスケとあれは
サイか。サイって意外とイケメンだな。ってそんなことないってばよ〜。あんなやつに負けてたまるか。
執事には知性と教養と容姿が重要だってばよ。俺ってば俺ってば容姿がバリバリあるってば。だから
執事向きって中学の先生にもいわれたってばよ。ふふふ〜ん。

「オイ。ドベ!お前何朝っぱらからニヤニヤしてんだ。」

「うるさいってばよ。お前なんかに負けてたまるか。」

「二人ともやめてください。これから色々やっていく仲じゃないですか。それとも二人は
ちんぽついてないんですか?」

サスケ・ナルト「意味わからん(てばよ)」

「はは、冗談ですよ。」


カカシ「ハイハイ、騒ぐのもそこまでね。キミ達がI班?I班だったらね愛をこめて業務に当たらないとね
なんちって あはははー」

サスケ・ナルト・サイ「・・・・・・・・・」


カカシ「それじゃぁ、これからの業務といこう。もう君たちチームメイトのことそれなり知ってんでしょ?
これからたっくさん知ることになるから頑張っていこうね。」

サスケ「こんなドベ、知るだけ無駄だ。」
ナルト「うっきー、その言葉そっくり返すってばよ!!!」

カカシ「ハイハイ、そこ喧嘩しないの。それじゃぁ、これから初業務といこうか。」
ナルト「マジでマジで?」

カカシ「そのためにまず本部に行かなきゃ。本部で業務内容を知ることになってるからね。さぁ行こうか。」


ー本部ー

綱手「おお待ってたぞ、カカシ」

カカシ「これから業務にあたる三人です。これからよろしくおねがいします。」

綱手「おお、もちろんだ。そうとして、これから初任務となる業務をあたえる。しっかりな。」

三人「ハイ。」

綱手「それじゃぁこの国の外れに住む財閥の家の執事を行ってきてくれ。特にお嬢様は生まれつき体が弱く、以前なにかしらの原因で
学校にもいけなくなって両親がたいそう心配しておられる。まぁそこのところは現地に行って、業務をこなしていくうちにわかる
だろう。いいかい?くれぐれも一家に粗相のないように!!じゃぁいっといで!!」




四人「はい!(おう!)」







ナルト「でもよー。学校にも行けなくなるって何があったんだろうな。」
サスケ「精神的なものだろ。女は弱すぎる。」
サイ「ってそれお嬢様に失礼じゃないですか?現地行ったらやめてくださいよ。僕たちまで変な眼でみられますからね。」
サスケ「フン」
カカシ「そうだぞ。サスケ。この仕事はお客一番だからな。気をつけないとな。」


ナルト「ついたってばよ。でっかい家!!」

サスケ「フン。さすが財閥の家だな。」

サイ「インターフォン、押しますね。」

ピーンポーン

メイド「ハイ。どちら様でしょうか?」

カカシ「はい、木の葉執事サービスのものです。」

メイド「はい、わかりました。今開けますね。」

ガチャ、ドド、ウィーン、ガッチャン。

ナルト「うわ。すごすぎ。半端ないってば。」





メイド「奥様、こちらが木の葉執事サービスの方たちですわ。」

カカシ「これからよろしくおねがいします。」

サクラ母「こちらこそよろしくおねがいします。家のことはメイドさん達がやってくださるから構わないのよ。そうね。男手が必要なところ
をお願いしたいわ。あと、娘が外との接触を極端に拒むようになってしまって困ってるの。同年代の子たちもいるようなので、何か力になっていただけたら
と思いますわ。」

ナルト「もちろんだってばよ!!まかせるってばよ!!」

サクラ母「そういっていただけると主人も私も心強いわ。さて、皆さんのとまっていただく場所は2階の左の階段を上って左に進んで右に行って左に行ったところに部屋が
4つありますから、そこを使っていただけるかしら。」

カカシ「それじゃぁ、いったん荷物を置いてこよう。」







ナルト「準備万端だってばよ」
カカシ「それじゃぁ最初に俺とサイは家の方の仕事してくるから、サスケとナルトはお嬢様の様子を見てきてくれ」

ナルト・サスケ「わかった(てばよ)」

カカシ「それじゃぁ終わったら合流な。じゃ後で。」











ナルト「お嬢様の部屋ってどこだっけ?」
サスケ「バカもうわすれたのかよ??あっちだろ?」
ナルト「俺だって、わかってるってばよ。あああったあった!!さぁ入るってばよwおじょうさまぁぁ」

その瞬間サスケはナルトの手をとめた。
サスケ「ノックぐらいしろよな。基本がなってない。基本が。もう、しかも声でかすぎ。ウスラトンカチ。」
ナルト「わかってるってば。いまのは冗談!!ははは。それじゃぁもう一回いくってば」
サスケ「はぁ」


コンコン
サクラ「どうぞ」
ナルト「木の葉執事サービスのうずまきナルトっていうってばよ!!よろしくだってばよ!!」
サスケ「同じくうちはサスケ。よろしく。」

サクラ「よ、よろしく」



サクラ「(またあの人、他人を連れてきたわ。まぁそれもそうよね。
私がこんなに家にひきこもってちゃ世間的に体裁悪いし、それをあの人私のことただで
さえ恥だと感じているのに、こんなとこいつまでもひ
きこもってちゃあの人的にも世間的に体裁悪いわよね。
でも、お父様はゆっくりでいいって言ってた
もん。今私は誰にも会いたくなんかないよ。)」




ナルト「サクラちゃん!!ねぇサクラちゃんてば。何歳?!」

サクラ「・・・・・18歳だけど、」

ナルト「ねぇ、どうして学校いかないんだってば?」

サクラ「・・・・・・・」

ナルト「ほんとは学校行きたいんだろ?学校たのしかったんだろ?」

サクラ「いいかげんにしてよ!!関係ないでしょ?私に構わないでよ。出て行ってよ!!」




まずいと思ったサスケはナルトを部屋から引きずりだした。

ナルト「やっぱり、まずかったかな。」

サスケ「反省あるならまだましだな。」

ナルト「でもサクラちゃんきっと学校行きたいとおもうんだってばよ。これだけは俺ゆずれない。

絶対サクラちゃん立ち直れると思う。」




サスケ「はぁ・・・お前のその変な自信どっから湧いてくんの?   
わかったよ。俺も協力するから。
でもそうなったら、まず作戦を立てなきゃいけないな。
サクラの奥底にあるトラウマみたいなものが何なのか、それを暴きださなきゃいけないな。
色々聞きださないといけない。
まず、あのサクラの母親からしらべるしかないな。行くぞナルト」

ナルト「おう!」


そのころ部屋ではサクラが何か思いつめたような、今にも泣き出しそうな顔をしていた。
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