詩篇

□第一集
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【瞼閉じれば】


瞼を閉じると、故郷の薄青い空が思い出される。
緑なす山並み、 翡翠の色の美しい渓流。
何にもないところだけど、楽しいことばかりではなかったけれど。
灰色の街に疲れた心は
思い出の場所に戻っていく。

今は遠い故郷の町。
瞼を閉じて心やすめる。
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