詩篇

□献呈品
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【繋がり】


ずっと背中を見つめてた
追い付けないあなたの背中

追い掛けて 近づいて
並ぼうとして 引き離されて

いつも空回り

こうして私があなたを追いかけて行く限り
私たちは繋がっていられるかしら
追い付くことが出来たなら
私たちは変われるかしら

淡い期待と焦る感情
交錯する胸の内
密かに密かに内に隠して
私はあなたの背中を追い続ける

それがただ一つの繋がりだから
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