MOON

□いつか、きっと…
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どっきーん!!!

突然、名前を呼ばれ心臓が飛び出そうになる位、驚く。
「ル、ルナ…起きちゃった…?」
焦りまくりのうさぎを不思議そうに見るルナだが、うさぎの持ってるモノと近くにある雑誌に目をやり察したようだ…
「うさぎちゃん…まさか…」
「ごめん!ルナ…あたし、星野が心配なの!せめて顔を見るだけでもいいの…お願い…行かせて!…はるかさん達の気持ちも分かる…けどこのままなんて…あたしは嫌なの!星野達は悪い人じゃないて事をルナだって知ってるでしょ?…だから…お願い…」
必死に頼み込む、うさぎを見て、フゥと小さく溜息をつき…


「…分かったわ…いってらっしゃい…」
「ルナ…ありがとう…」
瞳を潤ませ、お礼を言う。
嬉しそうに家を出ていく、うさぎを見送るルナ。
(本当に仕方ないんだから…でも今のままのうさぎちゃんは見ていられないのよね…)





うさぎはテレビ局の近くに来ると周りに人が居ない事を確認し変身ペンを取り出し…
「ムーンパワー!テレビ局のスタッフになぁれ〜」
光に包まれテレビ局のスタッフの姿に変身する。
「よしっ!行くぞ!」
うさぎはテレビ局に入り生放送のスタジオへと行く。
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