恋人未満①
□Xー本当の意味
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ある日ーコナンと哀はいつものように下校していた。
「おっ蘭からメール届いてるーーはぁっまた､これかよ」
「彼女からメールだってのに浮かない顔ね」
「だってよ｡これ見てくれよ」
コナンは哀に携帯を渡す。
それにはXXXが並んでいた。
「これがどうしたって言うのよ？」
「Xってダメって意味なんだろ？それって俺はダメ×3って事じゃん」
「・・・・」
哀は無言でコナンを見つめる｡
「何だよ？」
「アナタ､その意味誰から聞いたの？」
「蘭がそう言ってたぜ｡違うのか?」
「私が本当の意味教えてあげましょうか？」
「えっ？ああ・・」
真面目な哀の雰囲気に戸惑いつつ返事を返す。
「本当にいいのかしら？教えても」
「ああ、いいぜ。どういう意味か気になるんだよ。もしかして嫌な意味なのか？」
「別にそうじゃないけど･･まあそんなに言うなら教えてあげるわ目つぶてくれる？」
「えっ？何で？」
「いいから早くつぶりなさい知りたいんでしょ？」
「ああっ分かったよ」
コナンは言われた通り目を閉じる。
哀はそっとコナンに顔を近付けていく。
「なあ一まだかよ？」
「いいから黙ってなさい」
哀はだんだんとコナンに顔を近付けていく。
2人の距離がなくなり2人の唇が触れそうになったその時ー