パラレル

□お宝を守れ!探偵団VSキッド
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改放学園。
和葉達のクラス…
「和葉ちゃん、今朝の新聞、見た?」
「キッドが予告状を出したって言うのやろ?新聞に大きく出とったな…確か場所は…」

「ウチの美術館や」
振り返ると1人の少女が立っていた。
「遥ちゃん」

橘 遥(たちばな はるか)…隣のクラスの女子で男勝りな所があり女子に人気のある子だ。

「ねぇ予告の日、行ってもいい?私、キッドに会ってみたいんじゃけど」
「別に、ええけど」
「和葉ちゃんも一緒に行こうね♪それと平次君も♪きっとキッドを捕まえてくれるよ♪」
「キッドを捕まえるのはウチや!あんな気障なコソ泥に盗まれてたまるか!」
「すごい燃えてるね〜」
「アタシらの学校でもキッドは女子に人気があって敵対してるんやろな。ほら遥も女子に人気があるやろ?」
「そっかぁ〜ねっ明日、一緒に服を買いに行こう。
予告の日に来ていく服、買いに行きたいの。キッドに会うんだもんオシャレ、しなきゃ♪で一緒にハンググライダーで夜空のデートをするの〜♪」
うっとり、しながら言う、みちるに苦笑する和葉。


「キッドの事で盛り上がってるな」
平次が2人の元へ来る。
「ねぇ平次君てコナン君と仲良かったよね。コナン君と哀ちゃんも呼んで欲しいな♪」
「あの2人をエライ気に入ってるんやな」
「あの2人って小学生とは思えない雰囲気があって気になってるの」
(…アイツらはホンマは小学生やないからな…)
苦笑する平次。
「工藤にメールしたら来るて言ってたからな。あの姉ちゃんも一緒に来るんやないか?」
「工藤?新一君も来るの?」
「気にせんでええで。何でか知らんが平次はいつもコナン君の事を工藤て呼ぶんや」
「そうなんじゃ」


その様子を1羽の鳩が窓の外からじっと見ており飛んでいく…
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