お題小説

□寂しいの
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アナタに逢えない夜は寂しくて…
声が聴きたい…
そう思った時…携帯が鳴る…
それは大好きなアナタからの着信…

電話を取る…
聴きたかったアナタの声だけで元気になれる…
けど、本当は…逢いたい…
声だけじゃ不安は消えない…
けれど素直に
『逢いたい…逢いに来て欲しい』
なんて言えなくて…黙りこむ私に一言…
『俺に逢えなくて寂しいんだろ?』
彼は何でもお見通し…
けど意地ぱりな私が返す言葉は本当の気持ちとは逆に憎まれ口…

彼は溜息をひとつ…
『素直じゃないな…まぁ俺が逢いたいし…今から行くから』
そう言い電話を切り数分後…
彼が現れる。


「ほら、そんな泣きそうな顔しやがって…仕方ない奴…」
彼は笑い私に近付くと優しく唇を重ねてくる…
彼だけが私の素直になれない気持ちを解ってくれる…
だから今夜だけは…
「寂しいの…アナタに逢えない夜は…ううんアナタが傍に居なきゃ寂しいの…」
素直になってみた…
照れながら言う私に微笑み…
「いつもそうなら、いいのに…」
また唇を重ねる…
寂しくてたまらない時…
アナタのキスひとつで寂しさは消えるの…
END


これは結構気に入ってます〜
コナンは声だけで哀の事をすぐ見破る程、哀を想ってるに間違いない!

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