お題小説

□それは反則!!
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部活を終え、その帰り道…
「はぁっ…何か最近、調子出ないなぁ」
蘭は溜息をつく…
「溜息ばかりついてても良い事はないぞ」
「あっ…赤井さん」
「……」
赤井は無言で蘭を見つめると…
そっと蘭の頬に手を当てる。
「えっ?赤井さん?///」
沈黙が流れる…
蘭は耳まで赤くなる…高鳴る胸…
蘭は瞳を閉じるが…
赤井はそっと手を離す。
「えっ?」
「ゴミがついてたぞ」
「あっ…どうも…」
恥ずかしそうに俯き黙る…
(やだ…私…何を考えてるのよ…)
そんな蘭を赤井は見つめ…
「…おいっ」
「はいっ?…っ!!」
呼ばれ顔を上げた瞬間…
そっと優しく触れる唇…
「なっ…///」
「じゃ俺はこれで」
「ちょっと待って下さい!いきなり…こんな…反則ですよ!」
「何がだ?」
「何て…」
真っ赤な蘭を見て赤井は、ふっと微笑み
「お前はそういう風に元気な方がいいぞ」
そう言い去る。
そんな赤井の後姿を見て…
「全く…もうっ」
そんな言葉とはウラハラに嬉しさを隠せない蘭だった。

END


秀蘭ラブラブモード全開〜
新蘭に怒られそうですが私には秀蘭の方がベストカップルです♪

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