家庭教師ヒットマンREBORN

□サボリ
2ページ/6ページ





「ねぇ、そこの君。死にたいの?」




雲雀の声がどんどん恐ろしく低くなっていく。





もはや唸りだ。






あたしはさすがにヤバいなぁ…と思って起きた。







「…おはよう」






雲雀はあたしをずっと見つめている。







「君、今何の時間かわかってる?」







「英語の時間です」








「うん、君のクラスではね」








雲雀は諭すようにあたしに話し掛ける。








まったく…なんでこんなときに限って雲雀に見つかるかなぁ。








雲雀は自分のペースで話し続ける。










「つまりさ」







雲雀があたしを睨む。







「授業中なわけだよね?」








「…そーだねぇ」








「なんで屋上で寝てるの?」









*
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ