愛の夢

□愛の夢−第2番−
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全裸にされた充の両足を足側に居た男が、がばっと広げる。

「はい、ご開帳〜」

下半身を広げた充は、想像以上に厭らしい体をしていた。

ここに居る男達全員が、充の下半身から目が離せなくなる。

充の体は、内腿から肛門、果ては睾丸まで異常な数の紅い痕が散っていた。

それどころか、ところどこに噛まれた痕まであり、どれだけ酷く愛されたのか物語っていた。

性器は、それに比べて綺麗な状態だった。
あまり使っていないのか、包茎気味のそれの先端は、まだピンクで幼い印象を受ける。

逆に肛門は、少し開き気味で、最近アナルセックスを頻繁にしていた事を匂わせていた。

そのアンバランスさは、三人の男達の欲情を誘うには十分だった。

男達は興奮したように、充の下半身に群がっていく。
「うわっ、やべー。超エロいじゃん。」
「なーもうヤって良いの?」

連れが慌てて、三人を止める。
「写真を撮ってからだ。」
「あー了解。俺が撮ってやるよ。」
一番、軽そうな茶髪の男が、連れからデジカメを受け取る。

「まずは、下半身撮ろうぜ。」
一人が充の足を持ち上げて開いたまま、茶髪の男が数枚、フラッシュを焚く。

「なんかー寂しくね?」
「ここにさ、精液垂らそうぜ。」
「いいね。三人分垂らそうぜ。」

男達は我先にと自らの性器に手をかける。

その内、一人が充の両足を持ち上げ自分の性器を挟み込んだ。

それを見ていた黒髪赤メッシュの男が反対から同じように挟みこみ腰を振った。

二人分の振動でベッドは、充ごとギシギシと悲鳴を上げる。

充の体はされるがままだった。
まるで男二人のダッチワイフ人形のように、太ももに二人の男の性器を擦り付けられて、ひたすら揺すぶられていた。
残りの一人は、そんな姿を見ながら、扱く手を早めていく。

またたくまに、淫靡な空気が、
部屋中に広がっていった。
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