□1.出会い
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「こんなやつにかかわるなんて、お前の評価も悪くなるぞ!?」

その言葉に、少し胸が痛んだ。

「でも…」
「でも、じゃねぇよ!おら、行くぞ!」

そういって男子は私を睨んで女生徒とともに歩き出した。

「私、元宮あかね!」

女生徒はそう私に笑いかけて、その場を去って行った。
私は何事もなかったようにその場を去った。


そしてその翌日、その女生徒と男子は行方不明となった。
そしてその日の帰り、気づけば私も知らない場所にいた。
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